はけみやの桜
19才の時に、失恋して、
お花屋さんのほっしぃにドライブ中に、
凹んでる私に、
お前の名前はなんだー!!
かなえだろー‼︎
元気を出してー‼︎
と車内で叫ばれたことあった。
昔も今も、ネガティヴなところは変わってなく、もういい加減にしなきゃなと思う。
その頃にちょうど、
一回り年上のバイト先の服屋の先輩が、
かなえさん、普段どんな人と遊んでんの?
寂しくなくていーねー。
と、ふいに言われたことがあった。
私からしたら、綺麗な人で街を通ればナンパされるし、友達多そうな先輩だったのに、
この歳になると、本気で遊べる友達がおらーん!!
さみしー!!
と、言っていた。
その先輩はあっけなく、新卒の年下のイケメンと電撃婚してたけどw
今、その意味がなんとなくわかる気がする。
環境、考え方、年を経れば変わってきてどうしようもないもの。
この映画を見た時に、そんなことあるのかなくらいだったけど。
おばあちゃんになった頃はどうなってるだろうか?
21歳で子供3人は欲しいと言っていたほっしぃも、もはや県外に嫁入りして消息はつかめないけど。
今度、熊本に帰って、
一緒にバイトしてた寿司屋の跡地や、免許とりたてでよくドライブした帰りに通ったはけみや公園にも寄ってみよう。
年月ってあっけないもんだ。
だけど、私の中で根付いてる。