海の底から見る光
無性に海を見に行きたい時がある。
泳げないくせに。
一時期は本気で、糸島か鎌倉に住みたいと思っていたほどだ。
だが、実際は海の底から光を見たい気持ち。
光を探している。いつか見つかるだろうか。
実際に私はこの映画の主人公みたいな感じになりつつあるなと日増しに感じていく。
おばあちゃんになっても思い出だけは輝いていて欲しい。
この映画の素晴らしさを感じると同時に、残念な空虚さを共に感じて。
私がこんな存在になれたらと思う反面、恐怖心と人を信じなくなった自分と。
デビットボーイのヒーローが心に沁みて切ない。
海の底から探す光よりは、明日に光を。
いいことがありますように。
深く考える前に。