島の教会でバースデイ。
すごく可愛い映画。
ウェスアンダーソン監督の世界観、かなりツボです。
シュールで可愛くていい話。支配人とロビーボーイの友情が泣ける。俳優陣も豪華。
これ見てる間に31になってた。ワァオ。
29歳の誕生日の時に、小豆島の教会近くの図書館である映画を見ました。
タイトルは赤目四十八瀧心中未遂。
ハリーポッターやディズニーの並びに何故か一本だけ、ぼつりと。
寺島しのぶが出てるんだけど、
人生に疲れた男と、チンピラの兄を持つ妹の話。
チンピラの兄が、闇金のカタに妹を売るんです。妹には永遠に続く借金地獄と、一生夜の仕事をし続けなければいけない運命から逃げ出したくて、男と心中未遂しようとする。
でも、最後には男を生かせようとし、自分は地獄が待っている闇金の元に行くという話。
妹は地獄が待っていても生きる道を選ぶ。
島に1人で出稼ぎに行っていた時だったし、悩んでた時だったし、見た後は唖然となった。
あの異空間に近い小豆島の教会近くの図書館でなぜそんな映画があったのか。
なぜ私はその時、その作品をを見たのか。
31歳になった今でも脳裏に焼きついています。
毎年当たり前のように誕生日を仕事で過ごす私。
今はおめでとうと言ってくれる人がいるだけで、私は頑張れる。素直に嬉しい。
歳をとったら、どうなるかもわからないから。
このタイミングで、
あの可愛いミナペルホネンのデザイナーさんが立ち上げ当初は、マグロをさばくアルバイトをしながらデザイナーをしていたというのを知る。
ayameのデザイナーさんも現地の職人さんに五年かけて説得し、ブランドを立ち上げていたり。五年てハンパないよね。しかも自分と同い年というのも知って、想いの強さってハンパないんだなあと。かなりの苦労があったでしょうに。
そんなん言ったら、私はまだまだだなあ。
私が愚痴るレベルや、悩んでることなんて低レベルだと思った。
31歳、自分の見た目とは裏腹に、実際は31歳。実感ないけど31。
頑張ろう。31。
さて、髪を切りに行こうかな。